10年前は、わたしにまだ子どもはいなかった。

津波で両親や兄弟を失くしながら、大きくなり、懸命に今を生きている子の記事をいくつか読んだ。

当時の年齢と、今の自分の子の年齢がちょうど重なった。

とてもとても、信じられない。想像できない。

子どもの前からわたしと夫が突然居なくなってしまった事を嫌でも理解していかなきゃいけないなんて。。

生きるって事は、いつ死ぬか分からないという事だ。

だから、生きてくれてありがとう。

毎週レッスンに来て生徒さんの顔を見ると、本当にそういう気持ちになる瞬間がある。

若い時はレッスンに必死で、あまり感じなかったけども。

今日は◯◯に会えたって事がどれだけ尊いかって気持ちで人に会うようになった。

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